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もしも友と呼べるなら(1)

13年前の8月11日21時―。

私は旅行カバンや機材を、大量に積み込んだ車で、故郷の岐阜へと出発しました。時期が時期だけに、帰省ラッシュに遭遇するのを覚悟していましたが、それでも昼間よりはマシかも知れないと読んで、この時刻を選びました。

ところがやはり、かなりの渋滞に巻き込まれ、通常ならば7~8時間(休憩時間含まず)で、実家に到着できるはずなのですが、この時は夜が明けてしまっても、未だ愛知県と静岡県の県境付近を走っていました。そして、さすがに襲ってくる睡魔―。

何か起きてからではシャレにならないので、私は次のサービス・エリアまで待たず、緊急避難としてハザード・ランプを炊き、路肩で約30分間、ガックリと眠り込みました。

「あ~、時間だぞ~。起きれば~。オラはまた寝る~。」

クレヨンしんちゃんの、小憎らしい(笑)目覚まし時計で目を覚ました私は、メチャクチャすがすがしい気分で、再び走行し始めました。

通常ならば名古屋で、東名高速道路からそのまま名神高速道路に入るのですが、電光掲示板を見ると、名神高速道路の名古屋から一宮は、すでに渋滞していることが分かったので、私は名古屋で高速道路を降りて、後は名岐バイパスをひたすら北へ向かうことにしました。この頃、太陽の光がかなりきつかったように思えます。

岐阜市に入っても、私は実家へまっすぐ向かわず、親友S君の家へ寄りました。S君とは中学一年からの付き合いで、同じ水泳部員だったことや価値観・道徳観が似ていることがきっかけで、急速に親しくなっていき、S家で何度もご馳走になったりしました。私が中学二年の頃にちょっとクサッて、一度水泳部を退部し、数ヶ月後に再入部した時も、親身になってくれました(あの時は、サンキューね♪)。

結局、S君の家に到着したのは翌8月12日9時―。実に12時間もかかってしまったのです。S君は、私からの連絡があまりに遅いので、心配になって8時頃に一度、私の実家へ電話をしてくれたとのことでした。まだ、携帯電話&メールの無い時代なので、私も電話をするタイミングを逸していたのも確かでした。まぁ、何はともあれ、この日から9日間の楽しい夏休みが始まったのです。そしてそれは、いつもどおり楽しく幕を閉じるはずでした。

(つづく・・・)

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